婚活で既婚者に引っかかってしまった場合どうすれば良いの?

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婚活トラブル

今や10人に1人が婚活サービスを通じて結婚している実績もあり、特にネット系の婚活サービスが飛躍的に増えています。

とても便利なサービスですが、登録者の中には自分が既婚者であることを隠して、婚活している独身女性を狙っている、金銭をとろうとする悪質な人間もいます。

日本法規情報株式会社で「婚活のトラブル」の調査を行ったところ、

・トラブルに巻き込まれた経験がある 5%
・自分はないけど、身の回りで聞いたことがある 15%

調査期間 2018/10/29~2018/11/12
回答者 430人(男性 226人 女性 204人)

と20%の人が嫌な目にあっています。

特に婚活トラブルの中でも「結婚詐欺(お金目的)」が全体の3割を占めており、2018年9月に独身女性から700万円を騙しとった事件をはじめ、投資マンションを購入させられたり、お金を貸してと言って借りた途端、音信不通になってしまったりと国民生活センターでも相談が多くなっています。

今回は、万一、既婚者に引っかかってしまった場合の対処法をはじめ、トラブルに会った際の「慰謝料」の金額もサイトのある表記によって大きく違ってくるので、どんな婚活サイト・サービスが安心なのか?も合わせてご紹介します。

知っておくだけでも、安心な婚活につながりますので、婚活中の女性はぜひ目を通しておくとよいですよ。

1.独身と偽った既婚者に騙された場合どう対処すれば良いか

婚 活 既婚 者

結婚サイトで知り合い、そろそろ本気で結婚したいと伝えたところ、急に相手が色々な理由をつけて結婚を伸ばそうとするので調べてみたら、なんと既婚者だった・・・。というケース。

一体どうなっているの?または相手に謝って欲しいと思って連絡をしたら、今度は相手の奥さんが「夫への脅迫、迷惑行為」などと言い出して警察に連絡をしますよ。と逆にこっちが訴えられる始末という事も中にはあります。

どう見ても一番悪いのは既婚男性なのに本人が取り乱し、むしろ独身女性が脅迫していると家族に嘘を言っているどうしようもない人もいます。

とても頭にくるお話ですが、騙された側は冷静になってまずは相手とのメールやLINEの内容は保存しておき、婚活サイトで知り合った後の経緯を、時系列に箇条書きでもよいのでメモをとっておいた方がよいです。

それと婚活サイト・アプリでの相手のプロフィールで独身であるような文面や、サイトの利用規約もチェックしておきます。

慰謝料を支払ってもらいたい!と考えているのであれば、弁護士に相談するのが一番です。

感情のおさまりがつかないから自分で何とかする!と行動を起こしてしまうと、トラブルが拡大する可能性があります。
先ほどの話のように、相手の奥さんが出てきて「脅迫・迷惑行為」
あげくには、「不貞行為」と言われて逆に訴えるなど厄介なことにもつながります。

弁護士に相談する際は、相手の氏名、住所、連絡先を必ず聞かれます。
騙した既婚男性の中には偽名や嘘の住所も言っている可能性もあるので、電話番号はおさえておきたいところです。

弁護士が実際に交渉を行う際は、所属弁護士会を通じて電話会社に照会をかけ、契約者の名前、住所を把握することができます。

ただし、弁護士の相談は有料なので、まずは一度電話をかけてみて自分はこのような相談内容をかかえている、相談料はいくらくらいかかりますか?と言うと弁護士の方も丁寧に答えてくれます。

相談料の相場は5,000円~/時間くらいです。土日祝日はもう少し高くなる場合が多いです。

慰謝料の相場は約50万~200万の間くらいと言われています。
金額に幅がある理由は

・既婚者が偽った内容、行為の悪質性
(例えば長期間、独身と嘘を言ってだまし続けた。独身限定の婚活サイトで知っているのに登録した等)
・妊娠
・騙された側の年齢や対応した内容
・相手が既婚者だと気づくことができたと言えるような落ち度

などがあるからです。

裁判になると公開の場になるので、イヤという心理もあり、慰謝料は交渉段階で決着する事が多いようです。

弁護士に依頼する時は、証拠になりそうなメールの内容や、出会いから現在までどんな関係、付き合いをしていたのか時系列に先にノートなので書いておくと話もスムーズに進みます。

その際自分に不利になるかもしれない、恥ずかしいからと隠しておくのはタブーです。

正直にすべて話することで、意外なところに問題解決のポイントがある事も多いので、きちんと話すようにしましょう。

余談ですが、婚約未満の男女交際に関する法的責任の判断がくだった判例は

既婚男性が「結婚の意思」を繰り返し行って約2年半騙しつづけたケースで慰謝料300万円があります。
(東京地裁平成16年3月25日)

弁護士に相談するお金がない・・・という場合はNPOで無料相談を行っているところもあります。

例えば「NPO法人よつば」は年間12,000件以上の相談を受けており、男女間、金銭トラブルで困っている方に専門相談員・カウンセラーがボランティアによる無料相談を行っています。

相談方法はまず「無料相談フォーム」から内容を記載して送信するか、電話をかけて予約をして直接相談する2つの方法があります。

NPO法人よつば
住所:〒110-0005 東京都 台東区 上野3-9-5久里ビル
無料相談窓口 050-5877-7923(10時~18時 年中無休)
WEBからも相談できます。
こちらが公式サイトです。
https://npoyotuba.com/soudan/sagi.html

2.婚活サイトのこの表記があるかないかで慰謝料が変わってくる

婚 活 既婚 者
実際、東京地裁で婚活サイトで既婚者が独身と偽り、独身女性に結婚を考えているので付き合って欲しいと期待させて、交際をしている際に女性に性病をうつしてしまい、交際が終わった後に男性が既婚者であると判明し訴えたところ、損害賠償が認められています。
この事案の慰謝料は

・女性に対して性病感染に対する慰謝料 30万円
・結婚を考えていると女性を騙して交際・性交渉をしたことに対する慰謝料 40万円

合計70万円の支払いです。

もう一つも、お見合いサイトに既婚者が独身と偽って登録し、女性に対して結婚を前提にした交際したところ、男性が賭博罪で逮捕されたことをきっかけに既婚者であることが発覚し、女性が訴えたところこちらは250万円の慰謝料の支払いを命じています。

どちらも同じような案件なのに、なぜ慰謝料がこんなに差があるのでしょうか。

性病をうつされた女性の方が、精神的苦痛が大きいですよね。でも70万円の慰謝料なのです。

こんなに金額に差がでた理由は実は利用した「婚活サイト」にあるのです。

250万円の慰謝料の判決がでた女性が利用したお見合いサイトは、結婚情報センターが運営するお見合いサイト。
このサイトの規約には

・登録は結婚相手や真面目な恋愛を探している18歳以上の独身者に限る
・既婚者は会員として登録ができない

とはっきり記載していること。

このお見合いサイトの目的は明確に「結婚を希望している会員、そして独身者に限る」と言っているのです。

一方、性病をうつされた女性が登録しているサイトの場合、既婚者の会員登録、サイト利用を禁じているだけのパートナー探しのサイトであり、「結婚」目的のサイトではないということ。

「えっ?一体どういうこと。」
と思われると思います。

言い換えれば、後者の女性(250万円の慰謝料)のお見合いサイトは明確に「結婚」が目的であること。性病をうつされた女性の婚活サイトは、「交際相手を見つける」ことが目的、いわゆる「出会い系」のサイト。

利用しているサイトによって「慰謝料」の金額がこんなに違うなんてビックリしますよね。

まとめると

・「結婚」目的の婚活において、既婚男性が独身と偽ることでだまされてしまった場合、慰謝料請求は高額になりやすい。

・出会い系アプリ、サイトで騙されてしまった場合、高い慰謝料が難しい

ということです。

ちなみに、婚活アプリ、サイトを利用して相手の学歴や勤務先、収入がプロフィールと違っていた、嘘をついていた場合でも慰謝料請求できるんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、直接結婚できるできないという直接的な事にならないので、慰謝料の請求は難しいようです。

参照資料:婚活アプリの「ニセ独身プロフ」は罪に問われるか?弁護士の見解より

3.まとめ

婚 活 既婚 者

今回は「婚活で既婚者に引っかかってしまった場合の対処法」をご紹介いたしました。

せっかく素敵な結婚をしたい、相手を見つけたいと夢をふくらませている方に、卑劣な嘘で自分だけ良い思いをすればいいという人間は残念ながらいるという事も事実。

婚活を運営しているサイトも、独自のセキュリティ・安全対策を行い、このようなトラブルを防ごうとしていますが、100%防ぎきることはできません。

利用している方も、「婚活トラブル」はありえるかもという危機管理は必要です。

「結婚相手を探したい」と明確に「結婚」を意識している方は、出会い系アプリ、サイトではなく、身分証明書の提出を求めている結婚を明確にうたっている婚活サイトを利用した方がよいです。

成婚が目的の婚活を行うと明確にうたっているサイトの例では

IBJメンバーズ

IBJメンバーズ
カウンセラーがついて、成婚までのプランニングを行うことで8割強(83%)の人が3か月以内に交際を実現し、1年以内の成婚退会率は73.4%を誇る婚活サイト。

男性会員の約6割が年収600万円以上で、8割強が大学卒です。

既婚者が会員に入らないように、入会する際には独身証明書が必須となっています。

>>IBJメンバーズ(結婚相談所)公式サイト

上記のサイトは、嘘の記載がないように
独身証明書の他、住民票など男性の場合は収入証明書も必須にしています。

婚活は一生のうちでとても大切な活動。
婚活トラブルに巻き込まれないよう、しっかりとした婚活サイトで行った方が相手の身元もしっかりしているのでとても安心です。

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