不倫をやめたいと思ってもやめられないのはこんな深層心理がある
不倫をしても未来はない。いつか終わらせなくてはと、現在不倫している女性は何度も思っているはずです。
でも実際は中々相手の既婚男性と別れることができない。
それほど彼の事が好きだから・・・と思い詰めている方もいると思います。
しかし不倫には普通の恋愛とは違う心理が潜んでいるという事ご存知でしょうか。
これを知ることで、自分がなぜ不倫がやめられないのか、そして既婚の彼の事が本当に好きなのかどうかも冷静に見つめられることができます。
ぜひご覧ください。
目次
1.不倫の快楽は脳に強烈に記憶されやすい
人を好きになる時に、「フェニルエチルアミン」という脳内物質というものが分泌されて、ドキドキ感やときめき感を生み出します。
好きな相手と一言かわすだけでとても幸せな気持ちになったり、相手がいるだけで普段は憂鬱なことでも楽しいと感じたりしませんか?
不倫の場合、特にこの「フェニルエチルアミン」の分泌が多くなる傾向があります。
その理由は、「不倫は周りにはバレてはいけない 許されない恋」などの背徳感があり、この背徳感が更にフェニルエチルアミンの分泌を促すため、独身同士の恋愛よりもドキドキ感が強く、そして相手をずっと好きでいられるわけです。
そしてもう一つは「ドーパミン」。
名前だけは聞いた事があるかと思いますが、ドーパミンは通称「興奮・快楽ホルモン」と呼ばれています。
人はしてはいけないとわかっている事をすると興奮し、同時にその場にいる相手に対して興奮していると錯覚をおこします。
ドーパミンは出続けることでさらに、気持ちが高まりさらなる興奮を求めやすくなるので、中々不倫から抜け出しにくくなるわけです。
2.不倫は恋愛依存症になりやすい
不倫をしていると
・相手から中々連絡がこない時があって辛い
・彼のことばかり考えてしまい、物事に集中できない
・彼が好きになればなるほど、奥さんや家族の存在を考えることになり辛い
という悩みをもちますよね。
まして不倫という恋愛そうだんは人に相談しずらいものです。
待つ・耐えるという時間が多く、同時に将来へのゴールが見えないので、常に不安がつきまといます。
でも彼から連絡があったり会うことができると、とてつもない嬉しさがありますよね。
そして彼と会った後、また連絡を待ち続ける日々に戻るので、更に気持ちが落ち込みやすくなります。
待つ→会える→待つ
を繰り返すたびに、彼と会える高揚感、興奮状態を味わいたい想いが強くなっていき「恋愛依存症」に陥りやすくなります。
言葉の通り「依存症」なので、不倫はまずいとわかっているのにやめられない、関係をもってはいけないのにもってしまう。
頭ではわかっていても依存症なのでやめることができないのです。
会える時間が限られている不倫は、それだけで相手への価値が高められているので、不倫をやめたくてもやめれなくなるのです。
3.理想的な父親像だからやめれない
既婚男性は、独身男性よりも
・自分のつまらない話、悩みを聞いてもらえる
・頼りがいがある
・落ち着いていている
そう感じた事はあるでしょう。
特に少し年齢が離れた年上の既婚男性と付き合っている方は、無意識に理想の父親を求めている傾向があります。
幼少期を思い出して父親との関係はどうでしたか?
・仕事が忙しく、あまりかまってもらえなかった
・すごい厳しくて怖かった
・母や自分を殴る
・小さい頃から父親がいなかった
など父親からの愛情不足のまま成長した女性の場合、愛情不足を補おうと「無条件で愛情を注いてくれる男性」を求める傾向が高くなります。
4.不倫から抜け出すには?
上記3点のどれかにあてはまると思った方は、相手ではなく自分自身の心が問題となっています。
4-1:不倫の快楽に該当した方
「してはいけない、報われないから恋に恋している状態」でも少し冷静になって、もし相手の彼が常に一緒にいられる関係になったらと考えてみましょう。
今は恋に燃え上がっても、相手の行動や生活習慣を冷静に見ることで、「なんか違う」というものが見えてくるはずです。
スーツ姿でカッコいい彼でも私服はダサかったり、休日は髪や髭はボサボサ、ヨレヨレのスウェットやパジャマで一日中ゴロゴロしてだらしない生活だったら・・・
あなたはそれでも今までと変わらず愛し続けられますか?
相手の彼(既婚男性)がかっこいいと思うのは「生活感」がないから。
だから恋に恋しやすくなりやすいと理解する事でアナタの心も冷静になれますよ。
4-2:恋愛依存症に該当した方
恋愛依存症の方は、
・自分の事よりも相手を優先させる
・相手が何をしているかわからないと不安
・束縛しがち
そして何よりも、自分に対する評価が低いことが大きな原因です。
対外的に人とのコミュニケーションがうまくて、活発にふるまっても常に心のどこかに「自信のなさ」をかかえています。
恋愛依存から脱却するには、「自分で考えて好きなことをする、実行する」成功体験を積み上げていくと徐々に自分に自信を持つことができ、恋愛依存から脱却できます。
例えば、「自分で必要なものは自分のお金で稼いで買う」「自分の身の回りの事は自分でやる」「資格を取得する」など少しずつ増やしていくことで、自分はできる!という体験を増やしていきます。
また趣味のサークルやボランティア活動に参加することで、新しい人間関係を構築することで楽しみや幸せ感を味わうことができるので、自分の価値を高めることにつながります。
4-3:理想的な父親像から卒業するには
筆者も若い頃は、同い年の男性より一回り年齢の離れた既婚男性の方が
・仕事だけでなく人生について色々教えてくれる
・ケンカがない
・包容力がある
と魅力的に見えました。
年齢の離れた年上男性の不倫から抜けきれない理由は、男性に求めるものが多すぎることが原因です。
年齢の差はいつまでも変わりません。
今付き合っている彼が理想の人でも、歳が離れているので先に老けるのは彼です。
それまで彼を愛することができるのかを冷静に考えてみてください。
また自分が大人だから同世代が幼く見えるわけではなく、自分が幼かったから年上の男を求めていたという考え方になると不倫の恋から抜け出せます。
あなたが既婚男性から得た事を、今度は同年代の独身男性に対しサポートしてあげる側になってあげる事で、必然的に不倫から卒業することにつながります。
筆者も既婚男性から教わった事を、同年代の男性が足りないなと思った時に、さりげなく教えたりした結果、その独身男性とのお付き合いにつながりました。
既婚男性から教わった分、今度は独身男性を育てるという感じですね(笑)。
そのためには趣味や社会人サークルで独身男性と出会う機会をつくって、徐々に脳が新しい男性を探すために恋愛するモードに変えていく事で、不倫から卒業することができます。
昔と違って今は婚活アプリなどもあって出会いの機会はたくさんあります。
筆者も若い頃に婚活アプリがあれば、どんなにいいだろうと思いますね(笑)
不倫をやめたくてもやめれない原因は、自分の心にあるという事を今回ご紹介しました。
ぜひご参考になればと思います。
関連記事