40代で独身だと不幸?結婚した方が幸せなのか?

40代 結婚 独身
婚活悩み

「他の人たちと同じように恋愛して結婚できるはずだと思ったのに、どこで道を間違えたのか40代になっても独身。」

「40歳間近だけど、もう5年以上も彼氏がいない状態。仕事も派遣社員だから先が不安。老後の事を考えると結婚したい。」

最近は晩婚化と言われていますが、30代後半にさしかかると5年後に結婚している割合が約10%、40代前半になってしまうと僅か4%までと年を重ねると共に、結婚できる確率が厳しくなるという現実。

先日、ある女子会が開催された時にこんな意見がありました。

「相手はいないけど、とにかく結婚はしたい。」

30代後半の女性で、現在は正社員で働いています。
同年代の同性が次々と結婚していき、話題も子供の育児や家庭に関する事が多くなり、話がだんだんと合わなくなっていること、また何となく年齢を重ねた独身者のイメージが「不幸そう」に見られる事も気にしていました。

ネットで婚活を行っていますが、今のところは結果が出ず苦戦の状態。
後2年のうちになんとか結婚をしたいと本人は婚活を頑張っています。

結婚したい気持ちはすごいわかりますが、相手もいないのに「結婚」になぜこだわってしまうのか?
独身でいるとなぜ不幸と感じてしまうのか?その心理を色々と考察してみました。

1.フォーカシング・イリュージョン

フォーカシング・イリュージョン

フォーカシング・イリュージョンという言葉は初めて聞く方が多いと思います。
この言葉はアメリカの心理学・行動経済学者のダニエル・カーマンによって提唱され、どんな意味があるのかというと

「いい学校に入れば、自分の人生はバラ色になるはず。」
「いい会社に入れば、自分の人生は安泰で幸せになるはず。」
「結婚すれば幸せになれるはず」

と良い学校に行く、良い会社に入る、結婚をすると「自分は幸せになれる」と思い込んでいるということ。
一言でまとめると「思い込みから生じる幻想」を持っているということを指しています。

「相手はいないけど、とにかく結婚はしたい。」
と考えている彼女も、『結婚をすれば幸福が手に入る』と思い込みがあり、逆に言えば『結婚できないと幸せになれない』と結婚という特定の事柄に依存をしてしまい、結婚しなくても幸せになれる考え方を受け入れられず、より不幸感を増幅させてしまっているということ。

確かに幸せな結婚というものには誰もが憧れ、好きな異性があらわれたら一緒に歩んでいきたいですよね。
あたたかい家庭の団欒に安らぎを感じ、子供を産んで育てていく。これも結婚の幸せのひとつのかたちです。

でも結婚したからと幸せっていうわけではありません。
どんなに好きで結婚しても一緒に生活をすると楽しい事だけではないからです。

「家事が思っていたより大変で夫にも手伝って欲しいと言っているけどやってくれない。」

「結婚したら却って共働きしないと生活がやっていけない。」

「仕事・家事におわれて自分の時間がない」

など、約7割の女性が結婚の理想と現実は違っていると感じています。

「結婚すれば幸せになれる」と思い込んで結婚したとしても、結婚後の現実の大変さに「こんなはずじゃなかった。」と幸せを感じる事ができないかもしれません。

結婚をすれば今よりも幸せになれると思い込んでいる方は、結婚の現実に直面した時に「後悔」の感情ばかりになってしまい、幸せを味わう事ができません。

2.結婚できなければ自分は欠陥品と感じる人が多い

40代 結婚 独身

「私の周りの友人は皆結婚しているのに私は独身。早く結婚しなよ~と言われて、自分が結婚できないのは、欠陥があるんじゃないかと不安になる」

「独身のままでいるとなんか負け犬って感じがする」

など結婚できない自分に対して「欠陥」があるのではないかと悩む方が多く、また周りも

「誰からも選ばれなかった気の毒な人」
「性格に問題があるんじゃないの?」
とも見られがちになり、発言小町や知恵袋でも

「自分はダメな人間で魅力がない女かも。悲しくて仕方がない」
「35歳までに結婚しないと何かあるんじゃないの?と周りからそういう目でみられる」

などの意見が多くみられます。

厄介なのが自分だけじゃなく、周りも同様に感じてしまうこと。
ここが「何がなんでも結婚しないといけない。」という強迫観念みたいな「結婚規範(一人前の人間ならば結婚しなくてはならないという考え方)」に陥ってしまうこと。

先進国の中でも特に日本は「結婚はした方が良い」という考えの結婚規範の人が、約7割と高い結果が出ています。
参考資料:東洋経済「40代独身者が「幸せになれない」根本原因」より

なぜ日本人がそのような考え方が強いのか、その理由の一つに明治民法による「家父長制度(かふちょうせいど)」があります。

この制度によって夫は外で仕事をし、妻は家事と育児を行う「夫婦の役割分担」がはっきりし、あるべき夫婦の規範として確立されていき、男女の誰もが皆、結婚していく社会になっていったわけです。

そのため私たちに日本人の場合は「結婚はするべきもの」と潜在的に影響を受けており、結婚していない自分または人に対して「何か欠陥があるのではないか?」と思いがちになるわけです。

女性の場合は出産する期間もあるため、結婚に対しては男性以上に周りの目線が気になり、親や友人など世間体が気になるから結婚したいと考えている人が非常に多いのです。

3.結婚をあせってしてしまった女性の意見

40代 結婚 独身

先ほどご紹介した
「結婚すれば幸せになれるはず」
「世間体があるから結婚をしなくちゃいけない」
の理由で結婚をあせってしてしまった女性は幸せに感じているのか?
結婚後のご意見を一部ご紹介します。

3-1:40代で後がないと結婚をきめて一緒になったけれど

婚活で今の旦那と10回会うか会わないくらいで結婚を決めました。
理由はこの機会を逃したら、もう結婚のチャンスがないと思ったからです。

相手もデートの時はエスカレーターに乗る時は先に乗せてくれたり、歩く時はさりげなく車道側を歩いてくれたりと紳士的だったし、自分の事をこんなにも好きになってくれる人はもうあらわれないだろうと思いましたし、年齢的にこれが最後の恋愛かもと思ったからです。

しかし結婚してから夫は「こっちは働いているんだから、もっと家事と育児をしっかりしろ。」と小言が多く、こっちも頭にきて怒ると怒鳴ってくる始末。

今では会話もなく家庭内別居状態です。

この人とずっと一緒にいたいというより、一緒にいてラクということと、結婚にあせっていた自分に今更ながら後悔しています。

3-2:スペック重視でスピード婚したけれど

婚活パーティーで出会った勤務医の男性と出会って僅か半年で結婚。
自分も年齢的にこれ以上の男性はあらわれないと感じていたのと、結婚=幸せな生活というイメージをもっていました。
でもその幸せな結婚生活も数か月で終了。

相手は一家全員が医者なのでとても裕福な家庭で、こっちは庶民派。物の価値感も違っているし、お互いの共通点が全くなく相手のスペックだけしか見ていなかった事に後悔しています。

妊活しても中々子供も授からないので、周りの視線も冷たい状況。
肩身のせまい思いをしています。

3-3:早く親を安心させたいという思いから結婚

親も高齢で生きているうちに孫を見せて安心させたい気持ちもあり、婚活をして相手と結婚しました。

子供は無事に授かったのですが、夫は子供に無関心で子育てを手伝おうとせず、こっちもストレスが溜まって喧嘩の毎日。そのうち夫は帰りが遅くなり、問い詰めてみたら浮気が発覚。子供がまだ小さいので離婚ができず、現在では家庭内別居です。

30代にもなると結婚というより出産の焦りもあり、夫になる人が子供に対しての考え方をきちんと聞いていなかった事が失敗だったかと感じます。

相手の結婚生活の考え方をよく聞かずに「結婚」自体に固執していまうと、このようなケースになりかねません。

4.独身=不幸という考え方にまどわされない

40代 結婚 独身

結婚すれば今より幸せになれると婚活を行っている女性の方にお伝えしたい事は、「結婚しても必ずしも幸せになれる」とは限らないこと。
筆者の周りで結婚した女友達、そしてネットの書き込みでも、

・旦那が家にいてくれない
・家事、育児に積極的に手伝ってくれない
・不倫、浮気をしていた

など色々な悩みをもっています。

独身だから不幸というのではなく、独身だからこそ自由にやりたい事もできますし、恋だって自由にできるので、既婚女性から見れば逆に独身女性はうらやましい限りなんです。

良縁に巡り合えるのは「運」といるか、一生懸命頑張ってもいい人と巡り合える事は難しいことも多々あります。

そういう時は無理に相手を探さず一旦「婚活」をお休みして、自分磨きや趣味をおこなっているうちに現れると感じます。

結婚するのがゴールではなく、血の繋がりのない赤の他人と一緒に生活するためのレッスンの日々のはじまりです。

子育てをしたお母さんは幸せそうに見えますが、見えないところで色々な大変さがあり、毎日四苦八苦しながら子育てしているのが実情。

独身だろうと既婚だろうと自分の望む生き方ができている人が一番幸せである。
他人がどう思おうと自分自身の納得と満足度が高ければ、決して悔いはないはずです。

筆者も離婚を経験し、現在は独りです。
50歳目前で、他の人から見れば「孤独な中年女性」とうつるかもしれません。
でも私自身、仕事を独立し毎日働きづめですが、念願の夢がかなったので淋しいとか孤独だとかは思いません。

いずれはいいご縁があればと思いますが、特に結婚したいとは感じてはいません。

周りの意見に影響されて、せかされた結婚ほど後悔する方が多いです。
急いてはことを仕損じないよう、あなた自身の人生を大切にしてください。

こちらの記事も読まれています。

40歳を過ぎると結婚は難しい、もうあきらめた方がいいのかとお思いの方、結婚をあきらめる前にもう一度、どのようにすればいいのかを要点を知ることで今後の婚活も変わってきます。自分の婚活方法を見直すきっかけにもなります。
>>40代女性は結婚が厳しいと諦める前に戦略を変えてみよう!

2019年4月に木嶋佳苗死刑囚が3度目の獄中結婚で世間を騒がせた事はご存知ですよね。でもなぜ特段美人でもない彼女が、結婚できたのか不思議だと思いませんか?実は婚活で必要なスキルを持っていたらです。それは何なのかをまとめました。婚活に対してお悩みの女性には参考になるはずです。
>>男性は見た目で選ばない?木嶋佳苗死刑囚が獄中結婚できた理由を考察

40歳を過ぎているけど結婚をしたい。
でも、もう歳だから自分はもう無理とあきらめる必要はありません。
今回は40歳を過ぎた女性が結婚をつかむための5つの自己改革方法をご紹介します。
>>40歳を過ぎた女性が結婚をつかんだ5つの自己改革方法

 

関連記事一覧